
エレキギターが上手くなる効率的な練習に『ゆっくり弾く』という方法があります。
有名ギター講師である、トモ藤田氏もはじめはゆっくり弾くことを推奨してます。
実際、私もやってみたのですが、確実に効果があります。
なんとなく練習するより、集中してゆっくり練習する方が上達への近道です。
ですが、これが難しいんですよ。
ポイントは根気と集中力
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ゆっくり弾けないのに速く弾ける訳が無い
『ゆっくりと弾けないのに速く弾けるわけがない』
これ、ほんとでしょうか?
実はゆっくり弾くのは結構難しいです。
ある程度ギターが弾ける人は速く弾く方が簡単かもしれません...
ただし、ゆっくり弾けない人がきっちりと弾けているかは疑問です。
譜割、リズム、ゆっくり弾くと…
これらの粗が見えてきます。
ゆっくり弾けない人は『弾けている気』になっていることが非常に多いです。
つまり、ゆっくり弾くことができない人は速く、上手くギターを弾くことはできません。
ゆっくり弾く練習をするメリット
1 リズムが正確になる
2 譜割が正確に捉えられる等になる
3 粒が綺麗に揃った音が出せるようになる
メトロノームのテンポを原曲の半分に落として弾いてみる
どんな曲でもいいです。お気に入りの曲を選んでください
その曲を半分のテンポで弾いてみてください。
バッキングでもソロでも構いません
とりあえず取り組んでみましょう。
意外と難しいでしょ???
難しく感じた人は、リズムを感じる感性が身についていません。
はじめはストレスがたまるでしょう。
1小説、1拍単位で構いません。
録音しながら、短いフレーズを焦らずゆっくり練習してみましょう。
ゆっくり弾いてみて、グルーブが感じられたら成功です。
テンポを5ぐらいあげてみましょう。
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ゆっくり弾くと弾けるのに速くなると弾けなくなる・・・
スローテンポ弾けるのに、テンポが速くなると途端に弾けなくなる
ソロなどの単音フレーズでよくみられる現象です。
これが、スローテンポ練習、ゆっくり弾く練習の盲点です。
なんだ弾けないじゃないか!!!
と思う前に
・フレーズを頭のなかで鳴らせているか?
・運指を指が覚えているか?
をまず確認してください。
要するに、
原因は『譜面をみなければ弾けない。』状態であるということです。
初見演奏ができる上級者以外、到底速く弾くことはできません。
次に、速くなった途端弾くことを意識していないか?を確認してください。
ライブでふと我に帰った途端いつもは弾けているフレーズが弾けなくなったこととかありませんか?
弾けるフレーズって無意識に弾いていませんか?
手が勝手に動くいうやつです。
手グセとも言いますね。
無意識運動というやつです。
スローテンポで意識しなくても弾けている場合、テンポが速くなって急に指の動きを意識している場合があります。
妙に力んでいるというか・・・。
また、ゆっくりと速くでフィンガリング、ピッキングが変わっていませんか?
速く弾くときもゆっくり弾くときも同じフィンガリング、ピッキングでできるようにしたら上手く行きます。
つまり、フィンガリング、ピッキングともに最小限の動きで両方ともできるように練習するといいです。
このあたりの学術的なことは『無意識運動の意識化』キーワードでググってみてください。
論文がいっぱい出てきます。
その辺のことはまた改めて書くかもしれません、
まあ、小難しいことは置いて置いて、乱暴に言うと
体育会系的にいうと・・・・手グセになるまで練習しろ
理論的にいうと・・・・・ゆっくり弾くときはフィンガリング、ピッキングともに最小限の動きでできるように意識して弾く
です。後者の方が効率的てあるのは間違いありません、
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