エレキギター初心者講座 エレキギターを弾くときの右手の使い方〜キレの良いコードカッティングのコツ

エレキギターのキレの良いカッティングはかっこいいですね
でも自分の音を聞くとどうも

歯切れが悪い...
なんかかっこ悪い....

など課題を抱えている方も多いと思います。

どうすればキレの良いコードカッティングができるようになるのでしょうか?
コツは右手の使い方にあります。

右手をどうすればうまく使えるか?
どう使えば良い音がでるようになるのか?

ということで悩んでいる方も多いと思います。

普段何気なくコードカッティングをしている方も
自分の右手の使い方を見直してみるのもいいかもしれません。

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上手い人は実音と共に弦のアタック音が聞こえる

ギターの上手い人のプレーを聞いていると

実音の他に

カチッカチッとアタック音が聞こえます。
この音が聞こえるようになると
歯切れの良いリズムを感じるコードカッティングができるようになります。

目指すところはここです。

私も有名ギタリストのブラッシング音を混ぜたリズムプレーがどうしても
同じようにできませんでした。

どんな風に弾いたらこんなフレーズになるのか???
譜面と同じように弾いているのにリズミックに聞こえない....

原因の一つはリズム感ではあるのですが、
どうもそれだけではないな....と考え試行錯誤を繰り返しました。

ここでは、リズミックなギターを弾くための右手の使いかたを紹介します。

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lesson 1 とりあえず軽くピックを持ってみよう

まずはじめにピックの持ち方です。
もう、こんなに軽くピックを持っていいのかというぐらい軽くピックを持ってください。

そして左手で弦をミュートし
右手のピックで弦をホウキで掃くように
なでるように弾いてみてください。

ほんと軽くですよ。
ゆっくりでいいです。

このとき
ダウンピッキングの時は
ピックの先端が上を向くように

アップピッキングの時は
ピックの先端が下を向くように

手首を返すことを意識して弾いてください。

あくまでも感覚をつかむための練習ですから大げさにするのがポイントです。

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lesson2 慣れてきたら右肘から下を大きく動かす

慣れてきたら、右肘から下を大きく動かすことを意識します。

ピックを軽く持っていると右腕の大きい動きのわりに音が小さくなります。

弦に当たる度にピックが動くことを確認してください。

コツは空振りするぐらいの勢いで弾くことです。

軽く持って大きい動作で弾くとピックを落としてしまうではないか?
と思われる方もいると思います。

ピックが弦に当たる力を軽く持つことで
ピックをはさんでいる指の間でピックが動き
弦との衝突で生じた力を逃すことができますので心配はありません

はじめはピックを落とすことが多いですが慣れてくれば
力加減がわかってきますのでピックを落とすことは無くなります。

各弦の音量バランスに気をつけよう

コードを弾いている際、各弦の音量バランスに気をつけていますか?

ピックを軽く持ち大きさ動作で軽く弾くことのメリットは

各弦の音量バランスがよくなることにあります。
強く弾いてしまうとどうしても低音弦の音が大きくなり各弦の音量バランスが悪くなります。

軽くひくことで各弦の鳴りのバランスがよくなり
低音弦の音がよく聞こえるようになります。

ということは、曲を弾く上でベース音の動きがよくわかり
より音楽的にギターを弾くことができるようになります。

今までぐっちゃとして聞こえが悪かった低音弦を使用したリフも
ブラッシングを使ったコードカッティングも
スッキリ、リズミックに聞こえるようになります。

是非、試してみてください。

最後に....

私は、youtubeなどで色々な人のプレーを観察しました。

一番ピンときたのは元JUDY AND MARYのギタリストTAKUYAの
『本人が弾いてみた』でした。こ

よく見てみると右手の振りに対して
深くピックを当てていないことに気がつきます

と同時に弦にピックが当たった時のアタック音が聞こえることに気づきました。

このことが大きなヒントになり音の粒が揃った、キレの良いカッティングができるようになりました。

ここでは、リズミックなギターを弾くための右手の使い方のコツを紹介しました。
私自身、長い試行錯誤の末になんとか思い通りのカッティングができるようになりました。

ギターを弾く時の右手の使い方のコツは
右手は大きく振るけど音は小さくでるように意識することがコツです。

もちろん音楽なので音を大きくしたり、小さくしたりすることもあります。
そこはピックを握る強さでコントロールするとうまく行きます。

あなたもここで紹介した方法を参考に
色々試行錯誤してみてください。
判断基準はあなたの耳です。
気持ちよく弾けたらそれでOKです。

ギターを楽しんでください。
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