ギターの弦には種類がいろいろ

ギターの弦はさまざまなメーカーからたくさんの種類が発売されていますね。

初心者の人にとっては弦の種類によって違いとかどのようなものを選べばよいのかさっぱりわからないと思います。

私も初めの頃はわかりませんので1弦単位で購入し切れた弦のみ張り替えていました。

それどころかなんでも一緒だろって思っていました。

楽器店に見に行ってもかなりの量の商品が並んでいて、結局よくわからなく同じものを購入することが多いですね。

初めはそれでもいいのですが、

ギターの弦のメーカー種類によって弾き心地や音、耐久性まで違いがあります。
ギターサウンドを決める重要なファクターでもあります。

違うメーカーのものに変えた途端

あれっ 弾きやすいとか

音が変わった

とか感じることがありますので是非いろんな種類のギター弦を試して自分の好みにあった弦を探して見てください。

ここではギターの弦の種類について解説します。

ギター弦の材料はどんなものがあるの?

エレキギター用の弦

まずエレキに使われる弦の材料は、ニッケルとステンレスの二つがあります

エレキで最も一般的なものがニッケル弦です。

初心者が迷った場合には、値段も比較的安く使っている人も多いニッケル弦を選ぶと良いと思います。

ダダリオとかアーニーボール製を使っている人が多いです。

ニッケルは錆びにくい材料ですが
汗や湿度の高いところに置いておくと錆びますので注意してください。
だいたい毎日弾いて1か月持たないですね

だんだんと黒ずんできて弾力がなくなってきます。
音もこもった音になっていきますのでその頃が限界です。

by カエレバ

 

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ステンレスは鉄にクロムと呼ばれる素材を加え作った金属のことを指しています。

身近なものでいえばフライパンやなべなどにつかわれている素材だというと分かりやすいかな

ニッケルよりもさらにさびにくく長持ちするという特徴がありますが、その分価格が高くなっています。

音についてはニッケルと比較すると、高音が非常に派手な印象があり、かたい金属であることから指で押さえた時に指に食い込みやすい特徴があります。

 

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アコースティックギター用の弦

アコースティックで使われる弦には主にブロンズとフォスファーブロンズ、コンパウンドの三つが挙げられます。

ブロンズとは巻き線の部分に銅が使用されているもの言います、ブロンズは実際のところ銅80パーセント、スズ20パーセントからなりたっています。

フォスファーブロンズは、素材にリンが混ざっているので少し赤っぽい色をしています。

ブロンズと比べると音量が大きく、弾いてから音が止まるまでの時間が長いという特徴があります。
リンの性質からさびにくく長持ちするという特徴も持ち合わせています。

高音がよく響きますがこの音色をよいと思う人もいれば、うるさいと思う人もいて好みが分かれるといえるでしょう。

コンパウンドはシルクを使った特殊なものを指します。

シルクは非常に柔らかい素材なので、指で押さえやすいという特徴もあります。

そのため難しいコードがなかなか押さえられずに悩んでいるという初心者にはおすすめです。

長時間練習しても指が疲れにくくなり、ほかのものと比べると音量は小さいですが、音色は非常に落ち着いています。

また、いわゆるアコースティックギターの音ではありません。丸っこい音がします。

クラシックギターの弦

クラシックに使われるものはナイロンで、名前の通りプラスチック素材の一つであるナイロンでできたものが使われます。
そしてすべてのギターに使われる弦がコーティングです。これは保護のために薄い膜でおおわれているもので、すべての中で最もさびにくく、劣化しにくいという特徴があります。

価格はほかのものと比べると2倍から3倍と高く、一番高額であるというデメリットもあります。

弾いている時に指がこすれて摩擦音が出ることが見られますが、この摩擦音が出にくいという特徴もあります。
音としては角のないやわらかな温かみのある音が出るといえるでしょう。

弦に表面処理したもの

コーディングの場合には、弦の交換に時間を使いたくない人におすすめだといえます。
初心者にはあまり見られないかもしれませんがギターをたくさん所有していて、いちいち交換するのが大変な人や、交換が苦手で面倒に感じる人にもおすすめと言えます。

メーカではエリクサーが有名です。私はこのエリクサーを使っていますが寿命が3倍伸びました。
錆びて黒ずむということがなくなりましたのでめんどくさがりの私にはぴったりです。

まとめ

これらの特徴を踏まえたうえで、初心者のギターの弦の選び方のポイントとしては、
耐久性を重視するのではなく、弾きやすさで自分に合ったものを選ぶことが大切です。

一般的にギターの弦はほとんどの場合が太いものから細いものまで6本入って1セットで販売されています。

太さとしては数字が割り振られることで3種類にわけられ、数字が大きくなれば大きくなるほど太くなり、数字が小さくなれば小さくなるほど細くなります。
一般的なエレキギターでは009-042が多いですね。ちょっと太めがいいという方は010-046が一般的です。

間違ってもエレキに011-049とかは張らないように......初心者はまず弾けません。

私はリッチーコッツェンに憧れて一時期011-049を張っていましたが、

チョーキングにかなりの力がいる上にギターのネックにも負担がかかります。

どんな弦を選べばいい

初心者の方は、コードを押さえる時に力を使い過ぎてしまって疲れが出てしまったり、うまく押さえられなくて指がつってしまうという悩みを持つ人も多いと思います。

細いものを選ぶと切れやすくなってしまうと心配する人がいるかもしれませんが、細いものを選んだ方が弾きやすいですよ

エレキの場合は009-042をおすすめします。

アコースティックギターの場合は購入時に013-のゲージが張ってあることが多いと思いますが

初心者には太すぎですので011-とかの細いものに変えると挫折という憂き目に合わなくてもいいかもしれません。

細くて柔らかいものを選べばコードを押さえる際にそれほど力を入れずに押さえることができ、それまで以上に簡単にきれいな音を出せるようにもなります。

さらにはポリマーでコーティングされているものを選ぶことでさびにくくなり、通常よりも 3倍以上も長持ちするケースも見られます。コーディングすることで指の滑りも良くなるため、弾き心地も改善されるといえるでしょう。

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by カエレバ