深夜でも騒音で人に迷惑をかけずにギター練習ができるおすすめツールがあります。仕事で帰りが遅く、深夜しかギターを弾ける時間を取れないという方もいることでしょう。

そのような方はうまくツールを取り入れることによって、夜中でも近所迷惑を気にすることなく思いきりギター練習をすることができます。うるさいのではないかということが気になって、ギターの購入を諦めていた方も、下記のツールを使ってギターをはじめてみてはいかがでしょうか。

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エレキギターを使用してヘッドフォンアンプを活用する

アコースティックギターとは違い、エレキギターの生音は小さいです。壁が薄く、隣の部屋のテレビの音や話し声がまともに聞こえてくるようなところでは、生音が隣に伝わってしまうことはあります。

この問題の解決法は後述しますが、遮音性に乏しい場所でなく、たとえば鉄筋コンクリートの建物の場合、生音が隣に聞こえる心配はまずないでしょう。

なお、生音ではアンプにつないだときのような歪んだ音が楽しめないなど、満足のいくギター練習ができないという方がいます。このような方は、ヘッドフォンアンプを使用することにより、生音のみでの音への不満を感じずに練習を行なうことが可能です。

アコースティックギターをどうしても弾きたいという方は、ボディがないタイプのギターを購入するとよいでしょう。生音が非常に小さく、深夜の練習に向いています。ヘッドホンで音を聞くことや、アンプにつないで音を鳴らすことも可能です。

さらにアコースティックギターの音量が小さくなるピックを使用する方法もあります。ピックというとある程度の硬さがあるものですが、ペラペラのやわらかさにすることで音量を抑えられるのがこの音量が小さくなるピックです。単音弾きをするには適さない硬さではありますが、ストローク練習する分には十分に使えるでしょう。

簡易防音ルームを導入する

防音室があって楽器可の物件で生活できるのが何よりですが、なかなかそのようにはいかないですね。

このような物件に引越すのが無理なだけでなく、防音ルームにリフォームするというのも高額な費用がかかります。引越すよりもリフォームのほうが高額な費用がかかりますし、賃貸では勝手に業者に依頼するわけにもいきません。

ギター練習のためだけに引越しやリフォームはできないという方におすすめなのが、簡易防音ルームです。簡易防音ルームは、部屋の中に設置する目的で販売されているコンパクトタイプの防音室です。組み立てることにより、部屋の中にもう一つの小さな部屋ができあがります。

トイレというと汚いと感じる方もいらっしゃるでしょうが、建築現場などで仮設トイレが設置されているのはほとんどの方が見た経験があるでしょう。あそこまで頑強なものではありませんが、仮設トイレのような形をしたものが家の中に入るとイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。

簡易防音室のサイズにもよりますが、ギター練習を行なうのに狭さを感じない程度のスペースは十分に確保することが可能です。この簡易防音ルームには遮音機能があり、外への音漏れが少なくなります。

完全に防音することはできませんが、先述した対策と簡易防音ルームを組み合わせることにより、かなり音は気にならなくなるはずです。安価なものではありませんが、深夜に思いきりギター練習をしたいという方にはおすすめです。

ダンボールで作る防音室

防音室って高いものですね。ダンボールで作られた組み立て式の防音室が発売されています。

by カエレバ

防音グッズを取り入れる

今は部屋の防音性能を高めてくれる、さまざまなグッズが販売されています。マット、カーテン、シート、テープといった具合に、複数のタイプの防音・遮音グッズが取り扱われています。

たとえば防音・遮音マットは、床に敷くことによって、下の階に伝わる音や振動を少なくする効果があります。アンプの振動を抑えるには好都合ですし、重ねて敷くことはより効果的です。

防音・遮音カーテンは、特殊加工がほどこされており、外に漏れてしまう音を少なくする効果があります。また、外から入ってくる音も少なくしてくれるものです。外に音漏れするのは恥ずかしいと思う方や、住宅街で外に音が漏れて迷惑をかけるのを避けたいという方にもよいでしょう。

また、外から入ってくる音を少しでも軽くして、集中して練習に取り組みたいという方にもおすすめです。防音・遮音シートは、壁やドアなどに貼り付けて使用します。貼り付けることにより防音効果が発揮されて、外に伝わる音を少なくすることが可能です。そして防音・遮音テープですが、テープで隙間を埋めることによって、音漏れを少なくすることができるアイテムです。

by カエレバ

最後に

深夜にギター練習を行なえるようにするためのツールは数多くありますが、複数のツールを組み合わせることによって、効果はより大きくなります。多少のお金はかかってしまうものの、周囲に迷惑がかかることを気にすることなく、思う存分ギター練習ができるという希望は叶います。

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