ギターのサイズの違い(ロングスケール→ミディアムスケール→ショートスケール)
手が小さい人はギターのスケール(弦長)を変えることも一つの手段です。
私も手が小さいのでミディアムスケールが一番弾きやすいです。余談ですが、ネックの形状も弾きやすさをUpさせる要因になります。ミュージックマンのギターAXIS EXは非対象のネック形状で握り易くロングスケールでも弾きやすいギターです。
ロングスケール、ミディアムスケール、ショートスケールでは何が違うのでしょうか?
まずスケール=弦長です。弦長はロング>ミディアム>ショートになります。
では何が違うのでしょうか?同じ弦を張った場合弦のテンションが違います。弦のテンションとは弦を指で押さえる時の弦の硬さと理解すれば分かりやすいと思います。
したがって、ショートスケールはロングスケールよりテンションが弱いと言えます。あまり細い弦をショートスケールのギターに張ると弦がデロンデロンになりビビり易くなりますので注意してください。
弦の張り(テンション)ロング>ミディアム>ショートなので音のハリは
ロング>ミディアム>ショートになります。
ロングではピンと艶のある音、ショートでは柔らかい音になります。メディアムはその中間。
音程はロング>ミディアム>ショートの順で安定します。
メリットとデメリット
ロングスケールからミディアムスケール、ショートスケールに持ち替えるメリットとデメリットは何でしょうか?
あくまでも手が小さい人目線です。
ーーーーーーーーーーーーーーー音程 テンション 弾きやすさ
ロングロングスケールのギター ◎ 硬い (X)
ミディアムスケールのギター ◎ ロング>ミディアム ◯
ショートスケールのギター △ ミディアム>ショート ◎
ショートスケールギターの音程が△なのは弦のテンションが緩いことに由来しています。
ショートスケールギターの音色を好んで使用するギタリストもいます。CHARが愛用しているムスタングもショートスケールです。手が小さい女性に向いているかもしれません。