エレキギター初心者講座 速弾きができない4つの原因

速弾きができるようになるには

エレキギターで早いフレーズを弾く…つまり速弾きです。
速弾きできなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

速弾きができないのは次の原因があります。

・左手と右手がリンクしていない。
・左手が早く動かない
・ピッキングが下手
・フレーズが指に染み込んでいない

などなどあります。

実際の曲はもっと速いけど.....
どうしてもこれ以上速くならないという人も多いです。

自分の弾き方をちょっと見直すだけで

急に早弾きができるようになることもあります。

私の場合、両腕の力を抜くことで格段にスピードが上がりました

最大の奥義は...力を抜くこと、脱力です。

ここでは早弾きができない原因と練習方法を紹介します。

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1 左手と右手がリンクしていない

フィンガリングもピッキングも速くできるが音が雑に聴こえる
なんだかフレーズに違和感を感じる方は右手と左手がリンクしないことが考えられます。

指がある程度動く人の中には弾けている気になってる人も多いです。

メトロノームを曲のテンポの半分ぐらいに設定してスピードを落として練習することが効果的ですね
ゆっくり弾くことの方が実は難しいということに気づくと思います。

 

2 左手が早く動かない

そりゃ弾けないでしょう......

左手を速く動かすコツは
こんなに!と思うぐらい力を抜くことです。

あとは定番のクロマチックを練習する。

3 ピッキングが下手

左手のタップ(ハンマリング&プリング)
だけで乗り切れる場合もあります。
これはこれで結構高度な技術なんですよ

リズムが取りにくい...

リッチーコッツェンはハンマリング&プリングで
レガートなフレーズを連発しています。

さてさて、フルピッキングの速弾きですが、
まずはピッキング時の弦とピックの角度を確認してください。
ピッキングがフラットな方はやや順アングルにすると弾きやすくなります。

また、親指の第一関節を使うと速く弾けるようになります。

あとはピッキングの練習をひたすらします。

この時に音の粒がそろっているか?

メトロノームを使って正確なリズムを刻めているかをチェックします。

この場合も徐々にテンポをあげていってください。

 

4 フレーズが指に染み込んでいない

速いフレーズをコピーしている場合に弾こうとしているフレーズが指に染み込んでいないことが速く弾けない原因です。

この症状の場合は対処は簡単です
指に染み込ませるまで弾く!

つまり無意識でも弾けるようになる→手グセにしてしまう。

これだけです。

練習方法は、フレーズをなぞるのではなく
そのスケールをなぞる練習をするといいです。

この練習方法が結構効きます。

フレーズが自分のものになり
コピーしたフレーズを自分なりにカスタムできるようになりますので

アドリブにも使えるようになります。

スティーヴヴァイは思いついたフレーズは
練習ではひたすらそのフレーズのスケールを指に染み込ませ
ライブとかレコーディングでメロディーを思い浮かべると言います。

是非、試してみてください。

練習方法〜究極の奥義は脱力!

メトロノームのテンポは1づつあげていきます。
せっかちな方は5づつでも構いませんが

すこしづつテンポを挙げないと意味がありませんので

とにかくゆっくり弾きながら

・音の粒が揃っているか?
・リズムは正確に刻めているか

をチェックしてください。
できていたらテンポをあげる。

音が乱れたり、弾けなかったらテンポを下げる繰り返しで練習してください。

ゆっくり弱く弾いて練習してみてください。
弱く弾くが重要です。
弱くには力を抜かなければならないでしょ?

こんなに???というぐらいダラーと

生きる力を失った人みたいにダラーと力を抜いて弾く

なんだか今までよりも右手、ピッキングが正確なのでは?

と思うようであれば成功です。

 

まとめ

ここでは、速弾きができるようになるコツを紹介しました。
繰り返しますが、奥義は脱力です。

どうしてもできない方はいくらかいると思いますが、
速弾きができなくても立派なギタリストですよ。

速弾きができるようになるより、
しっかりとしたバッキングができるようになることが
上級者への近道です。

バッキングをしっかり練習していれば
不思議なことに速く弾くこともできるようになります。

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